退職強要とパワハラは、同時に起きることが多い
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「パワハラで辞めた」
そう聞くと、怒鳴られた、人格否定をされた、という場面を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし実務上、より問題になりやすいのは「退職強要」とパワハラがセットになっているケースです。
今回紹介するのは、
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明確な解雇ではない
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でも「辞めた方がいい」と繰り返される
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業務やシフトを減らされ、職場に居づらくなる
という、非常に多い典型例です。
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事例概要|退職強要+パワハラの複合型
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雇用形態:正社員
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勤続年数:約4年
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会社規模:中小企業
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退職理由:事実上の退職強要
実際に起きていたこと
労働者Aさんは、ある時期から上司にこう言われるようになりました。
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「この仕事、向いてないんじゃない?」
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「正直、辞めた方が会社のためだと思う」
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「このまま続けるのはお互いしんどいよね」
一度きりではありません。
何度も、繰り返し言われました。さらに、
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シフトを大幅に削減される
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重要な業務から外される
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会議や打ち合わせに呼ばれなくなる
いわゆる**「仕事外し」**が進み、
職場に居場所がなくなっていきました。 -
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あっせんでの主な争点 診断書はなし。それでも、あっせんは可能だった
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Aさんは精神的につらさを感じていましたが、
医療機関を受診するまでには至らず、診断書はありませんでした。そのため、
「証拠もないし、どうせ何もできない」
と考え、一度は泣き寝入りを選ぼうとしました。
しかし、調べる中で
労働局の「あっせん」制度を知り、申立てを決意します。
あっせんでの主な争点
あっせんでは、裁判のように「違法かどうか」を厳密に判断しません。
このケースで整理された争点は、主に次の点でした。
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「辞めた方がいい」という発言が継続的にあったか
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シフト削減・仕事外しに合理的理由があったか
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労働者が自由意思で退職したと言えるか
会社側は、
「あくまで助言」「指導の一環」
と主張しましたが、
発言の頻度・業務上の扱いの変化については否定できませんでした。。
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解決内容
なぜ40万円で解決したのか
最終的に、
👉 解決金40万円の支払い
👉 今後一切の請求をしないことで合意
という形で、あっせんは成立しました。
金額がやや高めになった理由
退職強要+パワハラの複合型では、次の点が重く見られやすくなります。
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明確な解雇ではないが、心理的圧力が強い
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業務・シフトを減らすことで退職に追い込んでいる
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会社側の説明・配慮が不十分
このような場合、
あっせんでも20万円台に収まらず、30〜40万円台になるケースは少なくありません。
裁判をしなくても「現実的な解決」ができる
Aさんは後に、こう話しています。
「正直、裁判をする気力はなかった」
「でも、0円で終わるのは納得できなかった」
あっせんは、
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無料
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短期間
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感情的な対立が起きにくい
という特徴があります。
このケースでも、申立てから約1か月半で解決しました。
「退職強要+パワハラは「あっせん向き」の典型例
次のような状況に当てはまる方は、
あっせんによる解決が現実的です。
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「辞めろ」とは言われていない
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でも「辞めた方がいい」と繰り返されている
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シフト削減・仕事外しがある
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証拠や診断書がない
これらは、泣き寝入りが最も多いパターンでもあります。
まとめ|検索しているあなたへ
「退職強要 あっせん」
「パワハラ 退職 解決金」
こうして検索している時点で、
あなたもどこかで 納得できていない のだと思います。
裁判をしなくても、
大ごとにしなくても、
👉 40万円という現実的な解決に至るケースは、実際に存在します。
あっせんは、
静かに、でも確実に区切りをつけるための制度です。
よくある質問(超要点)
Q. 証拠がなくても使えますか?
→ 使えます。録音・診断書がなくても申立て可能です。
Q. 退職してからでも大丈夫?
→ 問題ありません。退職後の申立ても多数あります。
Q. 会社にバレずに相談できますか?
→ 事前相談は可能です。申立て前に整理できます。
最後に|あなたは、もう十分我慢しました
「大ごとにしたくない」
「もう関わりたくない」
その気持ちは、とても自然です。
でも、
何も言わずに終わる必要はありません。
あっせんは、
静かに、でも確実に前に進むための手段です。
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あっせんが使えるか
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どれくらいの解決が見込めるか
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今からでも間に合うか
1人で悩む前に、一度だけ整理してみてください。







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