「怒鳴られる」よりも、きつかったのは別の言葉でした Aさん(30代・正社員/仮名)
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パワハラというと、怒鳴られたり、人格否定されたり、
そういう分かりやすい場面を想像する人が多いと思います。でも、私の場合は少し違いました。
上司に言われ続けたのは、こんな言葉です。
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「この仕事、正直向いてないんじゃない?」
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「辞めた方が会社のためだと思うよ」
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「このまま続けるの、お互いしんどくない?」
一度や二度じゃありません。
何度も、繰り返し言われました。 -
明確な解雇はない。でも、職場に居場所がなくなった
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最初は「気にしすぎかな」と思っていました。
でも、だんだん状況が変わっていきました。-
シフトが明らかに減った
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重要な仕事を任されなくなった
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会議や打ち合わせに呼ばれなくなった
いわゆる**「仕事外し」**です。
誰からも「辞めろ」とは言われていません。
でも、職場に行くたびに、「もう、ここに居てはいけないんだ」
そう感じるようになりました。
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診断書も証拠もない。それでも苦しかった
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正直に言うと、
病院に行くほどではないと思っていました。眠れない日もありましたが、
「まだ大丈夫」「甘えかもしれない」
そうやって自分をごまかしていました。だから、診断書はありません。
録音も、証拠になるようなものもありませんでした。「証拠もないし、どうせ何もできない」
そう思って、
一度は泣き寝入りで辞める覚悟をしました。
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「退職強要 あっせん」で検索したのが、転機でした
退職後、どうしても気持ちが整理できず、
スマホで検索しました。
「退職強要 あっせん」
「パワハラ 退職 解決金」
そこで初めて、
労働局の『あっせん』制度を知りました。
裁判ではない。
違法かどうかを争う場でもない。
話し合いで解決する制度。
「これなら、自分でもできるかもしれない」
そう思い、申立てを決めました。
あっせんで何が争点になったのか
あっせんでは、
「会社が違法だったか」を白黒つけません。
整理されたのは、主に次の点でした。
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「辞めた方がいい」という発言が継続的にあったか
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シフト削減・仕事外しに合理的理由があったか
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本当に自由意思で退職したと言えるか
会社側は、
「助言のつもりだった」
「指導の一環だった」
と主張しました。
ただ、
発言の回数と
業務上の扱いが変わった事実は否定できませんでした。
解決金40万円という現実的な着地点
最終的に、
👉 解決金40万円の支払い
👉 今後一切の請求をしないことで合意
という形で、あっせんは成立しました。
期間は、申立てから約1か月半。
裁判だったら、
おそらく半年、1年とかかっていたと思います。
なぜ40万円になったのか(実務的な理由)
退職強要+パワハラの複合型では、
次の点が重く見られやすくなります。
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明確な解雇ではないが、心理的圧力が強い
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業務・シフトを減らして退職に追い込んでいる
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会社側の説明・配慮が不十分
こうした事情が重なると、
📌 20万円台に収まらず
📌 30〜40万円台での解決
になるケースは、実務上少なくありません。
「裁判をしなくてよかった」と思っています
正直に言うと、
裁判をする気力はありませんでした。
でも、
「0円で終わるのは、どうしても納得できなかった」
40万円という金額以上に、
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自分が一方的に悪かったわけじゃない
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きちんと話を聞いてもらえた
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気持ちに区切りがついた
そのことが、何より大きかったです。
退職強要+パワハラは「あっせん向き」の典型例
もし、あなたが次に当てはまるなら、
あっせんは現実的な選択肢です。
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「辞めろ」とは言われていない
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でも「辞めた方がいい」と繰り返されている
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シフト削減・仕事外しがある
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証拠や診断書がない
これは、泣き寝入りが最も多いパターンでもあります。
――この記事を読んでいる人に、伝えたいことは?
まとめ|検索しているあなたへ
「退職強要 あっせん」
「パワハラ 退職 解決金」
そう検索している時点で、
あなたもどこかで納得できていないのだと思います。
裁判をしなくても、
大ごとにしなくても、
👉 40万円という現実的な解決に至るケースは、実際に存在します。
あっせんは、
静かに、でも確実に前に進むための制度です。
最後に|読んでしまったあなたへ
ここまで読んで、
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「自分のことかも」
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「あの時のこと、思い出した」
そう感じたなら、
あなたは対象者です。
👉 何かを決める必要はありません。
👉 ただ、一度だけ整理すればいい。
▶ 無料相談はこちら
・今からでも間に合うか
・どれくらいの解決が現実的か
・あっせんが向いているか
“動くかどうか”は、その後で決めてください。







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