パワハラ認定の"基準"とは? パワハラの定義と業務指導との違い
そもそも「パワハラ」とは、どのようなものかご存知でしょうか。
一般的にパワハラの定義は3つの要素から構成されており、「
しかし、これだけではわかりにくいため、法律では「
パワーハラスメントとして判定される行為の類型
1.身体的な攻撃(暴行・傷害)
2.精神的な攻撃(脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言)
3.人間関係の切り離し(隔離・仲間外し・無視)
4.過大な要求(明らかに遂行不可能な業務の強制)
5.過小な要求(能力や経験と見合わない仕事を命じることや、
6.個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)
※注意:1~6がすべての類型を網羅しているわけではありません
義務の内容をまとめると【パワハラに該当する"基準"とは…?「業務指示」「指導」との違い】
その行為が「パワハラ」に該当するのか、はたまた、適切な「
たとえば、
この「バカヤロウ!」という言葉だけを取り上げれば、パワハラ(
一方で、初めてやらせる仕事が上手くできなかったことに対して、
このように、どこまでが業務上の指導で、
「パワハラの基準がわからなくなってしまいそうだ…」
最後に
今回は、「パワハラの定義」並びに「パワハラと指導の違い」
次回は、「義務違反をした際に負う責任」「
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