お役立ちブログ

助成金申請 社会保険労務士 行政書士 補助金申請

事業再構築補助金第3回採択結果 最低賃金枠は採択率80%!結果分析

飯塚匡春

2021.12.04

事業再構築補助金の第3回公募の採択結果が公表されました。

第3回公募の結果について事務局発表の資料がこちらです。

出典:事業再構築補助金第3回公募の結果について

第3回公募の採択率はおよそ44%となりました。応募件数は3回の公募を通じて20,000件程度で推移しています。ちなみに全体の採択率は1回目が36%、第2回は44%、第3回も44%と、回によって採択率が激しく上下するといったことは起きていません。

では事業類型ごとの採択率はどうなっているのでしょうか。(採択率 小数点以下切り捨てで表記)

【通常枠】
第1回:30%
第2回:36%
第3回:37%

【卒業枠】
第1回:56%
第2回:50%
第3回:45%

【グローバルV字回復枠】
第1回:50%
第2回:応募なし
第3回:データなし

【緊急事態宣言特別枠】
第1回:55%
第2回:66%
第3回:66%

【最低賃金枠】
第1回:ー
第2回:ー
第3回:79%

【大規模賃金引き上げ枠】
第1回:ー
第2回:ー
第3回:60%

通常枠、卒業枠と比べ、緊急事態宣言特別枠はどの回でも高い採択率となっています。また、第3回公募から開始となった最低賃金枠と大規模賃金引き上げ枠とも採択率は高めで、最低賃金枠はおよそ8割の採択率となっています。

緊急事態宣言特別枠、最低賃金枠、大規模賃金引上枠、卒業枠、グローバルV字回復枠で不採択の場合は通常枠で再審査となるので、第4回公募以降も通常枠での申請は厳しい戦いになることが予想されます。

第4回、第5回公募について

採択結果から、緊急事態宣言特別枠や最低賃金枠などの枠の採択率が高いことがわかりました。それらの枠で不採択の場合でも通常枠で再審査されるので、まず要件に合うようなら緊急事態宣言特別枠や最低賃金枠などで申請を検討されるのが良いでしょう。

【第4回公募のスケジュール】
公募期間:令和3年10月28日~12月21日
※第5回公募は令和4年1月中に開始予定です。

関連記事
ランキング
タグ
お問い合わせ
Contact
お電話でのお問い合わせ
営業時間 9:00~17:00 ( 休業日 土・日・祝日 )